包茎の状態は早目に対処したほうがよいとされていますが、それも年齢などに大きく関係してくる事を理解する事が大切です。特に初めて出産した女性の場合、初めて新生児の陰部を見るという人も多くいます。その場合大人とは異なり包茎名状態のため、場合によっては包茎手術が必要なのではと不安になる人も多いです。まず新生児の場合は全員が真性包茎の状態であり、それが当たり前だということを理解しておく事がポイントになります。

また包茎手術は早い方がよいとは言われますが、新生児にとっては不要です。新生児の場合は成長する上で陰部も大きくなっていくので、その際に最初は真性包茎の状態であっても自然に包皮が剥けていきます。成長していく中で包皮が剥けず、高校生になっても真性包茎のままであれば包茎手術を考えるという事が重要です。中学生であっても男性の場合は今後も成長する可能性があるので、慌てずに適切な医療機関で相談しつつ経過を観察するという方法も有効的となります。

新生児の場合は親が状況を判断し、適切な治療を施す必要はあります。ただし包茎に関してはまだまだ心配する段階ではないので、無理やり包皮を剥くといった処置などもしない事が大切です。逆に真性包茎だから無理やり包皮を剥いてしまうと、今度はカントン包茎といった別のリスクに繋がる可能性があります。新生児は真性包茎である事が普通であることを理解し、成長にあわせて見守るという事が重要です。